制震装置 J-ECSSの仕組み
J-ECSS(ジェイ・エックス)の心臓部は、X構造の中央部上下2カ所のブルーのダンパー部。ここに特殊な性質を持つ粘弾性樹脂が組み込まれています。 X構造の上下左右から加わる揺れのエネルギーをこのダンパーに集中させ、粘弾性樹脂の変形により摩擦熱に転換し、空気中に放散します。
制震テクノロジー J-ECSS(ジェイ・エックス)
ホールダウン
ホールダウンホールダウンは、制震動壁の性能を最大限引き出すために欠かせない柱頭・柱脚接合部金物です。制震動壁に加わる地震力を基礎へ伝える重要な役割を担っています。
ファスナーアングル
ファスナーアングルファスナーアングルは、制震動(粘弾性)ダンパーの熱変換効率を最大限引き出すための接合部金物です。制震動ダンパーに加わる力を、ホールダウンへ伝える重要な役割を担っています。
制震(粘弾性)ダンパー
制震動(粘弾性)ダンパー制震動(粘弾性)ダンパーは、建物に加わった地震エネルギーを効率良く熱エネルギーに転換し、建物の被害を抑制します。
先進科学により誕生した新素材が、J-ECSSの心臓。
粘弾性樹脂の揺れを吸収する特質
特殊な粘弾性樹脂とは、スチレン・イソブチレン系エラストマーという新素材。一般的なゴムなどに比べて、温度に影響される範囲が小さく、エネルギーの吸収力に優れるなど、高度な衝撃吸収性能を有しています。
- 熱安定性、耐候性に優れている。
季節や天候の変化に影響されにくく、安定した性能を発揮します。 - 減衰性に優れ、剛性の温度依存性が小さく、広範な環境下で減衰性能を発揮。
さまざまな用途に使える、バランスの良い素材です。 - 歪み軟化性をもち、大変形時に過大な力を発生せず、周辺架構への影響が小さい。
このため、建物全体の負荷を軽くでき、局部的な破壊を防げる可能性が高まります。 - 剪断歪みで600%以上の高い変形性を示す。 素材自体が6倍も伸縮できるため、広い範囲の揺れに対応できます。
新素材・粘弾性樹脂の特性
各素材の特性
[粘弾性樹脂]
温度に影響される度合いはゴムより高いが、従来の素材より低く、しかしエネルギー吸収力は従来の素材同等に高い。ゴム、従来の素材の利点を兼ね備えている。
[ゴム]
温度によって性質が変化しにくく、季節の変化にも強いが、エネルギー吸収力が小さい。硬すぎる場合は、エネルギー吸収力は低い。
[従来の素材](アクリル系)
温度変化に影響されやすく、季節によって性質が変動する。夏場は軟化し、冬場は硬化するため、エネルギー吸収力が安定しない。
注文住宅のウイザースホームトップ > ツーバイフォー工法・2×4工法の技術性能 > 制震テクノロジー J-ECSS(ジェイ・エックス) > J-ECSS(ジェイ・エックス)のメカニズム