2×4と制震技術が、家にストレッチパワーをプラス。

いえがゆれる

スポーツなどをした場合、体に加えられる衝撃を、関節がじょうずに吸収します。この機能の重要性は今日では広く認められ、運動をする前後には入念にストレッチをすることが常識になりました。このストレッチの効果は、家という構造体にとっても有効なものでした。特に木材を使う建物にとって絶大なメリットをもたらすものでした。

木材はもともと繊維質のため力を吸収する性質があります。ところが、耐震など頑丈さを求める場合、その優れた性質を活かせなくなりがちです。J-ECSS(ジェイ・エックス)の制震テクノロジーは、木材の性質を活かし、衝撃を吸収・抑制する能力を飛躍的に高めます。家はストレッチ効果を与えられ、しなやかな強さを身につけます。地震の衝撃を柔軟に受け入れ、吸収する。家は、そのようなフレキシブルな技を身につけます。

地震大国日本で、時代とともに進化してきた住宅。

明治以前の住宅

[明治時代以前]

在来木造建築ですが、古くからの寺社建築技術などに鍛えられた独特の工法として進歩。優れた材と大工の技術により、日本の風土に根ざした建築が多く造られました。しかし、一般の民家は材を選び抜くことができず、地震や火災に見舞われると、もろくも崩壊してしまうのが常でした。

大正~昭和前期の住宅

[大正〜昭和前期]

経済的にも文明的にも進化し、建築物も効率的に造られるようになりました。しかし経済的な効率化は、建築物の価格を引き下げはしたけれど、同時に弱いものにしていったとも言えます。戦後復興期からは高度経済成長の波に乗り、住宅建築も急増しましたが、効率化された在来木造建築は、やはり地震や火災に弱いものでした。

昭和後期の住宅

[昭和後期〜]

先の阪神・淡路大震災新潟県中越沖地震に見られたように、昭和中期に建てられた在来木造建築の多くが崩壊しました。そのような中で、しっかり建ち続けていた家に2×4住宅が多かったと言うことはすでに周知の事実。以来、面構造の2×4住宅は急速に普及していきました。それでも、地震大国日本では、まだ充分とは言えず、耐震、免震、制震の技術の研究開発が進められています。

地震の揺れに負けないために、ますます進化した「制震住宅」。

まだ記憶に新しい阪神・淡路大震災(1995年)新潟県中越沖地震(2004年)福岡県西方沖地震(2005年)など、日本は有数の地震大国。住宅の耐震化も積極的に進められてきましたが、技術的にはすでに限界に達しています。そのような状況に、新たな解決の道を開いたのが「制震テクノロジー」です。

耐震構造の住宅

[耐震構造]

構造体そのものを強化して、地震の揺れに耐える力をつけます。家屋の倒壊などの危険性を減少できますが、繰り返し衝撃を受けることで、次第に耐力が衰えていきます。また、揺れが強く体感されます。

制震構造の住宅

[制震構造]

衝撃を吸収する「粘弾性樹脂」などの制震装置を利用して揺れを吸収。耐震に比べて、体感される揺れも減衰されます。構造体への負荷も軽減し、家自体の耐久性の劣化も防ぎます

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